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2011年12月 6日 (火)

バレエ用語集 その3

連載の読み物、バレエ用語集です
今日は写真でもよく見るバレエのポーズ、そして回転について。


アラベスク

唐草模様という意味で、永遠に続くものの象徴のようなポーズです。片脚で立ち、もう一方の脚を後ろへまっすぐ伸ばします。床方向、天井方向、前後、左右、空間すべてに体を引き伸ばし立体的な造形を作り上げます。脚と腕の組み合わせで第1アラベスクから第4アラベスクまでがあります。

「ラ・バヤデール」第3幕「影の王国」では32人のダンサーが次々とアラベスクを繰り返します。また、シルフィード(空気の精)のダンサーが舞台を去る瞬間、アラベスクで魅力的なポーズをとり客席やパートナーに流し目をして走り去る、というシーンは印象的です。

アチチュード
片脚で立ち、もう一方の脚を上げて膝をまげたポーズ。クラシックの舞台では主にドゥバン(前)とデリエール(後ろ)が用いられます。


ルティレ/パッセ
片脚で立ち、もう一方の足のつま先を膝につけるポジションのこと。パッセはルティレを通過すること。


ピルエット
「旋回」の意味。ポアント、またはドゥミポアントで、ルティレで回転すること。外回りのアンディオール、内回りのアンドゥダンがあります。バリシニコフは「ホワイトナイツ」という映画の中で、途中でプリエを加えずに11回転しています。


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