出産
Fleurの投稿をご無沙汰しておりました、猪俣です。色々と皆様にご報告です!長文です。
1月より産休に入らせていただき、1月27日18時7分、2965グラムの元気な女の子を無事出産いたしました。
妊娠中より温かく見守ってくださっていた皆様に本当に本当に感謝しております。
予定日より1週間遅れ…臨月に入り、後期つわりで体調が優れず、また、予定日前から前駆陣痛などがあり、まだか、まだかと待ちわびての出産でした。
できる限り医療の介入なく、赤ちゃんが怖い思いをせず幸せに伸び伸びと出てきて欲しいと思い、助産院での自然分娩を希望していました。
予定日より遅れて待ちに待って、あと数日で赤ちゃんが自分から出てきてくれなかったら、クリニックで陣痛促進剤での誘発分娩しましょう、という状況で、私自身も焦りに焦る中、赤ちゃんは、自分の力で出てきてくれました!
助産院の先生方は私たちの希望を汲んでくださり、沢山お世話になりました。ホメオパシーでのケア、陣痛起こしの「鬼の内診」(イタかった!笑)から、陣痛始まってすぐの入院、「階段昇降」1時間、凸凹道のドライブなど自然な陣痛促進を手伝っていただけました。
バレエで鍛えた根性(?!)と、ジャイロで学んだ身体の力を抜く(初産のときは痛みを感じると力んでしまい、陣痛が進まなかったのです)こと、呼吸…身体の声を聞くことで、無事に陣痛が進み、7時間半ほどで、出産になりました。
あの痛みは人生で何回も味わえるものではないですが…産みの苦しみは、私だけでなく赤ちゃんも頑張ってくれている共同作業なのだ、と感じました。
ぐんぐんと伝わってくる力強い痛みは、赤ちゃんともうすぐ会える!という証で、この世に出てくるぞ!という力強い意思であり、それを感じる痛みは喜びでした。(でも、死ぬほど痛いは痛いのですが、ね)
1人の魂が自分の身体を通過して、地上に降り立ってくる。神秘です。
その時は辛いですが…出会えた時の嬉しさと、赤ちゃんの可愛さは格別でした。
助産院ではいわゆる分娩台もなく、普通のお宅の和室のお布団の上で好きな形での出産です。私は四つん這いでの出産になりました。
痛いと、ぐーっと腕立てで反ってしまうような形になってしまう。
赤ちゃんは回転しながらすこし肛門側から、股の前方へ出てくるような形なります。
私が反ると会陰部が裂ける(>_<)そうで、「丸くなって!クッション抱きかかえて!」と言われる。
でも「痛い〜〜、できない!無理ぃ〜〜!」となり、女性の助産師先生では押さえきれず…というところで間一髪、立ち会い出産希望だったため主人と息子が登場。
着くなり助産師先生に、主人は「奥さんを押さえて!」といわれ、私の上半身を覆い被さるように押さえてくれて、、、
この助産師先生方の丁寧な導きで、丸まって何回も何回もゆっくり丁寧に「いきむ」ことができ、生まれてきました!
赤ちゃんの頭はまん丸、会陰切開もなし。人間は自分の力で、生まれ、生むことができるのだ、と…それを知ることができた。
赤ちゃんがでてきて「ぼてんっ」と私の足の間に姿を現した瞬間は一生忘れられません。
息子は、様子にびっくりしながらもシッカリと足側から出産シーンを見て「こんなところから、出てくるなんて、知らなかったよぉ〜〜」と言いながらも、「赤ちゃん、可愛い」と言って、私の頭を撫で撫でしてくれました。
すぐにカンガルーケアをしながら処置をしてもらっている間、私はガタガタ震えていて…胸に抱いた赤ちゃんの少しぬるっとした温かい感触…
お互いを温めあいながら、1人の魂が、私の身体を通してこの世にやってきてくれたことへの感謝でひたすら「ありがとう、ありがとう、ありがとう」と言っていました。
一生忘れられません。
赤ちゃんは、臍の緒が首に巻きついていたようで、そのため出産予定日より遅れて出てきたようでした。
臍の緒が巻きついても、ちゃんと自分で首が締まってしまわないように、タイミングを見て、解きながら出てきた。
そりゃあ自分が苦しくない方向を選びますよね…赤ちゃんには生まれながら色々な力が備わっていることがよくわかりました。赤ちゃんの力を信じてあげることができて良かった。
助産院の院長先生には「安産だったよ〜、お産、上手だった!」と言っていただけて、本当に、涙(T_T)
妊娠前、妊娠中から色々な努力をしてきて、努力しても後は神のみぞ知る、という生命の世界…
出産からもうすぐ、もう、一カ月がたちます。時が経つのは本当に早いです。
この感謝の気持ちを忘れないで、生きていけますように…
まずはしっかり回復、しっかり育児をして、またお仕事に復帰したいと思っています(^^)
これからも、、、よろしくお願いいたします!
| 固定リンク
« 今日のクラスで... | トップページ | 復帰予定 »
この記事へのコメントは終了しました。
コメント