ジャイロトニックはハンドルにより背骨のアーチ、カール、スパイラルなどを行い、まずは背骨の間にスペースを与え、背骨周りの筋肉をほぐしつつ、動かすことで姿勢筋の筋力をアップしていきます。体幹の筋肉、コアの筋肉が自然と鍛えられます。
軽い腰痛や肩こりなどはこのエクササイズを行っていくことで改善されることが多いです。(医療行為ではありません。)
円形、曲線の動きをスムースに丹田から意識して動くことで、骨盤周囲の状態も整い、脚への繋がりも形成されます。肩、肩甲骨周囲、アームスもバランスよく動かすことができ、内側からストレッチしつつ鍛えられます。
背骨を動かすことで自律神経にもよい刺激が送られ、内臓のシステム、呼吸のシステム、リンパ、血流、神経のシステムなど全身によい影響を与えます。
ハンドルはこちら↓更にトレーナーがこのようにムーブメントのサポートをすることにより、身体をより良い状態にしていきます。左右の筋力のアンバランス、歪みなども改善されていきます。
更にダンサーや、座り仕事、立ち仕事の方にお勧めしたいハムストリングのエクササイズを行います。
ベンチに横になり、脚にストラップを付けワークアウト。
自分の脚の重さに対して重りがつくので、実際それほど重くは感じません。重力に対して抵抗して動くことにより脚の裏側の筋肉(ハムストリング)が鍛えられ、内
腿の筋力も意識してゆくことがきます。
骨盤周りを安定させてバラバラのウェイトをバランスよく動かそうとすることで、体のセンターができていきます。
股関節にスペースを与えることができ、股関節周囲の動きが滑らかになります。内旋、外旋どちらも行うので可動域も広がります。
こちらもトレーナーが脚のアライメントを整えながら行います。脚のラインが美しくなっていきます。
筋力のアンバランスや捻れによって起こる膝や足首のトラブルは継続することにより段々と改善されていきます。脚のむくみ、軽い筋肉痛なども楽になっていきます。
まだまだこれだけでなく、腹筋や上半身などを強くしなやかにしていくエクササイズがあります。
60分のセッションで、自分の体がしっかりワークアウトでき、コンディションニングされることを実感すると思います。
特にバレエダンサーの方には特におススメいたします
単なる筋トレではありません。背骨の動きが増し、表現力が非常に豊かになります。
さらに、筋肉をバラバラに部位的に鍛えるのではなく、全身の筋力を一つのユニットとして有機的にコントロールして使えるようになってくるのです。
細く長い筋肉でありつつ、必要な時に最大の力を発揮できるように、すべてをコネクトしていくのです。
センターの意識が高まり、回転の軸なども安定していきますし、円形、螺旋の内側からでてくるようなムーブメントを身につけることができます。
そして何より、ジャイロはエネルギーワークと言われているくらい、内側からのエネルギーに働きかけます。
リハーサルで疲れて筋力がアンバランスになり怪我をしやすい状態になっている体を、ジャイロトニックが助けてくれることは間違いないです。
そして、怪我をしている状態からのリハビリ、トレーニングにも本当に最適です。
痛みの部位に意識がいってしまい正しく動けなくなってしまっているところ、ジャ
イロトニックは自分の丹田、センターに意識を戻してくれます。
痛みそのものを治療する医療行為やセラピーではありませんが、体そのもの、体全体の状態をよくし、快方に向かわせるのです。とてもホリスティックな考え方です。
私自身も右足の腱鞘炎の手術後、ジャイロトニックを取り入れることにより、お医者様に「右足は左足の10分の1の力になるので、それを分かってバレエ、仕事をしてください。」と宣告されたにも関わらず
(お医者様は時にシビアすぎることをいいますよね
)全然気にせず
ポアントで踊り、毎日バレエのお仕事をできるようになっています
本番前、怪我の不安を抱えながら踊る日々は精神的にもキツいと思いますので、是非、トレーニングを始めて下さい。
ご興味を御持ち頂いた方は是非、inoyoko922@yahoo.co.jpへお問い合わせください。
写真のモデルになってくださっているのは、谷バレエ団で、ジャイロキネシス、ジ
ャイロトニックのライセンスをお持ちの丸山まどかトレーナーです
バレエ界にもトレーナーが増えて来ています。とても良い流れです。是非、信頼できるトレーナーとともに定期的なトレーニングを行うことをおススメします